金相場の安値修正が続いている。今週発表された米経済指標は軒並み低調なものにな っており、雇用を中心に米経済の減速が意識されやすくなっている。米経済の減速圧力 が本物であれば、必然的にインフレ圧力も鈍化する可能性が高まり、米高金利政策を継 続する必要性が薄れることになる。11〜12日の米連邦公開市場委員会(FOMC) で利下げ開始について踏み込んだ情報が発信される可能性はゼロに近いが、タカ派スタ ンスの強化がみられないようであれば、米金融政策要因で売り込む必要性は薄れること になる。米金利・ドルのピークアウトを確認する動きと連動して、下値切り上げのトレ ンドを再確認できるかが問われている。こうした状態で、7日は6月米雇用統計の発表 を迎えることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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