前週は、トウモロコシが一時435.50セントまで上昇した後、420セント台中 盤まで上げ幅を削る展開になった。小麦相場の急伸を手掛りに、トウモロコシ相場も買 い優勢の展開になった。世界各地の天候障害、中東情勢緊迫化に伴う流通リスクが相場 を押し上げた。米産地では収穫作業が進むも、ハーベスト・プレッシャーの本格的な織 り込みは見送られた。大豆は1000セント台中盤で揉み合う展開になった。原油相場 は急伸したが、南米の天候リスク織り込みが一服し、持ち高調整に終始した。 今週も売買が交錯する展開になりやすい。10月入りでハーベスト・プレッシャーは 強化され、季節的には値下がり対応が求められる時期になる。このため、季節要因から は上値の重い展開が支持される。しかし、他穀物相場からの支援も強く、強弱評価が交 錯した地合が続きやすい。現行価格水準で方向性を欠こう。11日の有無省(USD A)需給報告がイベントリスクになる。大豆は南米の干ばつ傾向が維持されると底固い 展開が続く。産地天候次第だが、上振れリスクを残す。ただし、産地でまとまった豪雨 が観測されると、利食い売り優勢の展開になる。 予想レンジは、トウモロコシが415〜435セント、大豆が1020〜1080セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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