ゴム午前=上海高を背景に堅調、ただし一部限月が伸び悩む

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は堅調。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、地合いを引き締めた。
中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが序盤は一段高となったが、活発限月の1月限が1
万6000元超で戻り売りを浴びると、JPXゴムRSS3は伸び悩みを見せる限月が
目立っている。TSR20は出来ず。
 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比1.5〜7.9円高。活発限月の2
月限は同2.3円高の317.1円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は514
枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、40〜60ポイント高、推定出来高は
155枚。

【上海の中心限月1月限が戻り売りを浴びる】
 午前の上海ゴムは、夜間取引から買いが先行している。活発限月の1月限は、日中取
引で節目の1万6000元を上抜き、1万6135元まで上昇した。だが、8月26日
の高値1万6160元が意識されると、戻り売りを浴び、1万6000元を割り込ん
だ。
 上海ゴム1月限は、ザラ場では1万6000元を上抜くものの、終値で同水準を維持
できない展開が続いている。今日も同様の展開となれば、目先、売り圧力が強まりそう
だ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は総じて小じっかりと
して展開になり、0.1セント安〜0.4セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前
営業日比175元高の1万6010元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。