LME市況=銅はニューヨークダウ続落を受け小反落、ニッケルは反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,622.60  -    2.10     2,619.00       0.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,908.61  -    2.31     9,975.50  -    5.00
    ニッケル      15,117.41  +   70.44    15,304.00  +   72.00
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 アルミ3カ月物は変わらず。2623ドルで小高く取引を開始した後に2623.
50ドルの高値に達したが、アジア株や銅の軟調が弱材料視されて値を落とし2607
ドルの安値を記録。売り警戒から買い戻されて2620ドル台を回復した。その後、売
り直されたが2610ドル台を維持する底堅さを見せる一方、上値は米財政不安を受け
たニューヨークダウが続落したことに抑制され、前日と同値で取引を終えた。
 銅3カ月物は小幅反落。1万0018ドルで堅調で取引を開始した後に堅調で終えた
前日の流れを引き継ぎ1万0038ドルまで値を切り上げた。しかし、米中対立への警
戒感を受けてアジア株が軟調となったことに追随する売りが優勢となり、値位置を落と
し、一時9930ドルまで下落。欧州の時間に買い戻されたものの、戻り待ちの売りを
浴びて再び9930ドルまで値を落とした。米国の時間帯には大部分が違法との判決を
受けた米トランプ関税や米財政の今後の見通し不透明感からニューヨークダウが頭重い
動きとなったことが上値抑制要因となり1万ドルに達すると売り直される安もみとな
り、マイナスサイドのまま引けを迎えた。
 ニッケル3カ月物は反発。1万5250ドルで反発して取引を開始。前日に200ド
ルを超える下げ幅を記録した後で売り警戒感が強まるなか、一時1万5380ドルまで
浮上。高値を離れた後も1万5300ドル前後が下値支持線として意識される底堅い動
きとなり堅調で終了。
今日の材料
・3日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は続落、44.58ポイント安の3813.56ポイント。
・欧州株は上昇。ヘルスケアと小売業種が相対的に堅調。エネルギーと通信は軟調。
・7月の米製造業新規受注 結果 -1.3% 予想 -1.6% 前回 -4.8%(前月比)・/
・7月の米耐久財受注(確報値)
 結果 -2.8%
 予想 -2.8% 前回 -2.8%(前月比)
 結果 1.0%
 予想 1.1% 前回 1.1%(輸送除くコア・前月比)
・7月の米JOLTS求人件数
 結果 718.1万人予想 738.2万人 前回 735.7万人(742.7万人から修正)
・ドルは下値堅く推移。ニューヨークダウは24.58ドル安で小幅続落。ナスダックス
 指数は218.10ポイント高(1.02%高)で反発。
・ドルは下値堅く推移。ドル円は1ドル=147.80円台で買い支えられ、148円台前半
 でニューヨーク時間の大方の取引を終えた。ユーロドルは1.1605ドルまで下落し、
 先月27日以来の安値をつけたが、小幅高に切り返した。
・ニューヨーク貴金属は大幅続伸。ニューヨーク原油は反落。
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