国内市場は大幅安へ。2026年1月限で1300〜1600円安程度を想定する。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国が増産を検討していると伝わったこと が海外原油を圧迫した。円相場は1ドル=148円前半で円高・ドル安推移。 今週末の会合で主要産油国は増産を検討するという。日量166万バレル規模の自主 減産の巻き戻しが協議されるようだ。OPECプラスの中核国は4月から日量220万 バレルの自主減産の巻き戻しを開始しており、9月にかけて生産枠を引き上げることで すでに合意しているが、10月以降も増産が続く可能性がある。7日の会合が迫るなか で生産枠についての報道がなかったことから、10月について生産枠は据え置かれると の期待が高まっていたものの、この期待感は大きく後退した。続報を待つなかで、週末 にかけて神経質な推移が続きそうだ。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.20ドル安の63.77ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは63.76〜63.84ドル。 <今日の予定> ◆ オーストラリア ◆ 【経済】10:30 貿易収支 2025年7月(連邦統計局) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】18:00 小売売上高 2025年7月(EUROSTAT) ◆ スイス ◆ 【経済】14:45 雇用統計 2025年8月(経済省) 【経済】15:30 消費者物価指数 2025年8月(連邦統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:15 雇用統計 2025年8月(ADP) 【経済】21:30 貿易収支 2025年7月(商務省) 【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】23:00 非製造業景況指数 2025年8月(ISM) 【工業】9/5 00:00 週間石油統計(EIA) ◆ カナダ ◆ 【経済】21:30 貿易収支 2025年7月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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