ドル売りの動きは続かず発表前の水準にほぼ戻す=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 日本時間3時に公表されたFOMC議事録を受けドル売りの反応が見られている。大半が追加利上げがすぐに適切になると見ていることが明らかとなった一方で、貿易と住宅、新興国市場が下振れリスクとも指摘したことに敏感に反応している模様。ただ、想定範囲内でもあり、大きな動きには至っておらず、議事録の中身以上にドルロングの調整の流れが左右したものと思われる。そのためかドル売りの動きは続かず、まもなく発表前の水準に戻している。

 ドル円は110.40円近辺まで下落したあと110.55円付近に戻す展開。一方、ユーロドルは1.1620ドルまで上昇後、1.15ドル台後半に戻している。

USD/JPY 110.54 EUR/USD 1.1586

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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