まもなくＦＯＭＣ議事録　利上げ期待を追認か＝ＮＹ為替チェック

　ＮＹ時間の午後に入ってドル円は１１０．５５円付近と本日高値圏で推移している。前日はＮＹ時間の終了間際にトランプ大統領の弁護士だったコーエン被告が選挙違反で有罪答弁を行ったことでトランプ大統領の政権運営への不透明感からドル円は急速に戻り売りに押されていた。

　ただ、ドル自体は依然として調整ムードが続いているものの、株式市場が堅調に推移しており市場はいまのところ冷静な受け止めのようだ。

　このあと日本時間３時にＦＯＭＣ議事録の発表が予定されている。トランプ大統領はＦＲＢの利上げに苦言を呈していたが、年内あと２回の利上げ期待を追認する内容になるのではとの見方が優勢。また、貿易問題の影響について何か協議されたがも注目される。

　予想通りであればドル買いの反応も期待されるが、ドル調整の地合いになっていることから反応は未知数。

USD/JPY　110.55　EUR/USD　1.1589

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

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