反発、米ガソリン需要の拡大を期待=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=72.05(+0.36 +0.50%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.36~0.44ドル高。その他の限月は0.14ドル安~0.38ドル高。

 来週月曜日の米メモリアル・デーを控えて、ガソリンが堅調に推移したことが相場を押し上げた。米メモリアル・デーはドライブシーズンの皮切りとして認識されており、例年であれば夏場にかけてガソリン需要が拡大していく公算。堅調な需要が期待されている反面、石油輸出国機構(OPEC)プラスが減産していることから、年後半の供給不足が強まっていく見通し。ただ、米債務上限引き上げ問題の協議が続くなかで上値は限定的だった。

 時間外取引で7月限は70.67ドルまで下げたものの、売りは続かず下げ幅を消した。通常取引開始後は買い戻しから72.53ドルまで強含み。

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