第17回『小次郎講師の使える テクニカル分析講座、実践編』
□皆さん、こんにちは。ようやくMACDの6回目。まだまだ続くぞ。そして本日は久々の拡大バージョンでお送りする。
■「助手のムサシです。よろしくお願いします。6回目ということはMACDだけで早3ヶ月ですか。やるやるとは聞いていましたが、ここまで徹底的にやるとは思いませんでした。しかも今日は拡大バージョンですか。この講座、ほんとに凄いですね、怖いくらいです。講師。」
□やるなら徹底的に。中途半端が一番悪い。
■「ですね。最近僕も、この連載のおかげでちょっと人気者になりまして。」
□ほんとか?
■「外出先でときどき声かけられるんですよ。助手のムサシさんでしょ?って。しかも時々、サインをいただいてもいいですか?なんて。」
□おいおい。調子に乗るなよ。
■「もちろん、僕なんかのサインでいいんですかって言ったんですよ。言ったんですけど、是非ムサシさんにって言うもんで・・・で、気持ちよくサインしたんですよ。」
□信じられない。
■「そしたらそれが健康食品の契約書で(汗;)・・・。その後大量の健康食品が我が家に(涙;)」
□ありゃりゃ。そんな落ちだと思っていた。
■「そのとき、講師の言葉が思い出されました。」
□何だ?
■「サインには騙しがあるって。・・・この講座、ほんと・・・人生勉強にもなりますね。」
□あちゃ。
□気を取り戻して(汗;)・・・講義に移るぞ。
本日のテーマは前回に引き続き「サイン」、サインと言っても、MACDの買いサイン・売りサインのことだからな。
ま、一般的には買いシグナル・売りシグナルという方がわかりやすいが、MACDでは「シグナル」が別の意味で使われているので、しょうがない、あえてサインと呼ぶ。
□ではまず、ひとつひとつ特徴を理解しよう。