第14回、MACDその3、MACD最大の買いシグナルとは?

第14回『小次郎講師の使える テクニカル分析講座、実践編』

□皆さん、こんにちは。コジテク、いよいよ連載も第14 回目です。 ■「助手のムサシです。もう14回目ですか7ヶ月続いているわけですね。あっという間でしたね。」 □普通、テクニカル分析の連載で、14回っていうと、大体ひととおりの説明は終わってる頃だが、この連載はまだ序盤。いつ終わるとも決まってない。(汗;) ■「恐ろしい連載ですね。テクニシャンになるのは簡単ではないってことですね。」 □もちろん簡単じゃない。でもひとつ勉強するたびに成長していくことは事実。この連載を愛読してくださっている方々も、すでに一歩も二歩も成長しているはずだ。 ところでムサシ君、テクニカル分析、テクニカル分析って言うが、そもそも『分析』ってどういう意味か知っているかね? ■「『分析』ですか?ぶんせき・・・そりゃああ・・・ぶんせきするって意味でしょう。」 □そのままじゃないか。 『分』とはね、ものごとの有利不利の程度や利益の度合いを示す言葉なのだ。『分が悪い』とか、『分のいい仕事』とか言うだろ。そして『析』には込み入ったものを解きほぐすという意味がある。つまり、分析とは、物事の有利不利を細かく調査して解きあかすという意味なんじゃよ。まさにテクニカル分析のためにあるような言葉じゃないか。 ■「なるほど、そんな意味があったんですね。」 □そゆこと。では時間もないので本題に移る。本日はMACDの3回目。