【特別寄稿】『小次郎講師に聞く、個人投資家が勝ち組になるための5つの極意!』セミナー参加者からの質問に答える。その1

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第三回みんなの株式Specialセミナー『どうなる!どうする!為替・商品』(2月28日東京商品取引所にて開催)に多数ご参加ありがとうございました。参考になりましたでしょうか?
事前にいただいた質問にお答えします。
 

Q1、一番好きなテクニカル指標はどれですか?

A、一目均衡表が一番好きですね。やはり一目均衡表は奥が深いです。勉強すればするほど新たな発見があるという感じです。日本は先物取引の発祥地ですし、チャート分析においても本間宗久以来の最も伝統のある国です。その国を代表するテクニカル指標一目均衡表は世界ナンバー1テクニカル指標だと思いますよ。

Q2、今、私は、投資が下手なので傷が浅いうちに辞めようと思っています。ですから、先生の話を参考に今後の投資を考えたいと思っています。先生は、最初から投資が上手だったですか。

A、責任重大ですね(汗;)。当初はファンダメンタルズを勉強し、ファンダメンタルズを極めることが勝つことだと思っていました。でも勉強して詳しくなっても勝ちにはつながりませんでした。その材料がどれくらい現在の価格に織り込まれているかがわからなかったんです。私はファンダメンタルズ分析の落第生でした。タートルズの研究を始めてから少しずつ自信がつきました。このシステムを応用して自分流にカスタマイズすれば勝てると当初から確信のようなものがありました。今もそう思っています。でも投資は決して簡単ではありませんよ。誰でも勝てるわけではありません。貴兄が続けられるか辞めるかは自分で判断してくださいね。

Q3、年末のドルは何円の予想をしてますか?

A、私はチャート分析派ですから、予想は全くしません。将来のことを予想することが間違った先入観を持たせ、正しい判断を出来なくするものだと思っています。これは私の考え方で、ファンダメンタル分析の方々を否定するわけではありませんよ。

Q4、投資資金に対して、どれだけ建玉すれば、破産しないで済みますか?

A、これはセミナーの中でやりましたね。まず、トレードエッジが大切です。トレードエッジがマイナスであれば、リスクの取り方に関係なくいずれ破産します。で、トレードエッジがあったとしても一回当たりのトレードでリスクを取り過ぎると破産する可能性が高いのです。どれくらいが適当かと言いますと、トップトレーダーの世界標準は「1回のトレードで投資用資金の2%のリスクをとる」というものです。