第38回、一目均衡表その9、「一目均衡表最大の売買シグナル、均衡表の好転・逆転とは?後編、均衡表の好転・逆転の本質!」

「小次郎講師の使えるテクニカル分析講座、実践編」第38回


□皆さん、こんにちは。さて一目均衡表の連載も9回目。次第に深いところを織り交ぜて話しているので、今まで一目均衡表を使ってきたベテランの方にも参考になるはずだ。


■助手のムサシです。よろしくお願いします。

□本日は「均衡表の好転・逆転とは?」後編。いよいよ均衡表の好転・逆転の本質に迫りたい。ということで本日も超拡大版でお送りする。

■本質ですか!?とても気になります。

□本日は初心者の方にはちょっととっつきにくいかもしれないが、出来るだけわかりやすく解説するつもりなのでしっかりと付いてきてくだされ。では早速始めよう!



 第9章 均衡表の好転・逆転、その本質 

1、26日の測り方 

■その前にちょっと講師、質問いいですか? □ん?唐突になんだ? ■話を聞けば聞くほど、基準線が大事な線だということを痛感しています。で、基準線て26日間の最高値と最安値の半値じゃないですか? □うむ。 ■転換線の9日くらいだったら数えられるんですけど、26日を数えてると途中で必ずわからなくなっちゃうんですよ。26本きちんと数えて、ここがその間の最高値、ここが最安値と確認したいんですけど、間違えないで数えるいい方法ないですかね?地図みたいに縮尺表示のメジャーが付いているといいんですけどね。 □メジャー? ■地図の横に200mが何センチとかを示しているメジャーみたいなのが付いているじゃないですか?それを見て、ここからここまでは地図上では10センチだけど実際は1キロだとかわかるやつ。 □ああ、そのメジャーね。あるよ。 ■げげ、あるんですか? □あるよ。今まできみは1本2本と、ろうそく足を26本数えてたのか?ご苦労様。 ■あるんなら最初に教えてくださいよ。どこにあるんですか?見たことないです。