【これからの見通し】米債務上限問題にめどがつく、英米市場休場で動意薄に 週末にバイデン政権と議会共和党との間で米債務上限問題について妥協が成立、デフォルト回避についてのメドが付いた形となった。まだ、議会通過については反対派の説得などにある程度の困難が想定されるものの、大筋での合意とあって市場には安心感が広がっている状況。 また、トルコ大統領決戦投票では、現役のエルドアン大統領が過半数を獲得しており、この問題についても無難に通過している。 市場の関心は米6月FOMCでの利上げか据え置きか見通しに集まることとなっている。先週の一連の米経済指標が強かったことで、週明けは据え置き37%、25bp利上げ63%程度の織り込み度となっている。利上げ観測が一段と高まるのかどうかは、今週末の米雇用統計の結果を待たなければならない。 この後の海外市場では英国がスプリングバンクホリデー、スイスが精霊降臨祭月曜日のため休場となる。そして、米国はメモリアルデーのため休場となる。目先のリスク材料をこなして、次は週末米雇用統計ということできょうは材料難。一段のドル高シナリオが継続するのか、イベント通過で調整圧力が強まるのか。薄商いが予想されるなかでやや神経質な値動きとなる局面もありそうだ。 経済指標は夕方に香港貿易収支(4月)が発表される程度でほとんど予定はない。金融当局者の発言予定は、NYタイムに入ってからデコス・スペイン中銀総裁が欧州の金融政策について講演を行う。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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