【これからの見通し】週後半の一連の米経済指標待ち、きょうは米FOMC議事録

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】週後半の一連の米経済指標待ち、きょうは米FOMC議事録

 昨日は米独立記念日のためNY市場で株式・債券が休場となった。週前半からきょうにかけてはやや手掛かりに欠ける状況となっている。ただ、きょうは米FOMC議事録の公表されるほか、ウィリアムズNY連銀総裁がイベントで討論会に参加する。欧州ではナーゲル独連銀総裁、ビスコ伊中銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁などが経済イベントで発言機会を得る予定。

 経済指標関連は、トルコ消費者物価指数(6月)、独仏ユーロ圏と英国の非製造業PMI確報値(6月)、ユーロ圏生産者物価指数(5月)、米製造業新規受注(5月)、米耐久財受注(確報値)(5月)など。それなりに数は多い。ただ、週末に米雇用統計発表を控えており、反応は一時的なものにとどまる可能性もある。

 ただ、市場は今後の金利動向とともに、今後の景気動向にも気を配りつつあるもよう。欧州各国の非製造業PMI確報値は、予想段階では速報値と同水準とみられている。しかし、経済の大きな部分を占める非製造業(サービス・セクター)が大幅に下方改定されるようだと、景気減速への不透明感に市場が敏感に反応する可能性も指摘しておきたい。

 英中銀関連では、ハト派として知られたテンレイロ委員が退任し、新たにミーガン・グリーン氏が英中銀委員に就任する。グリーン氏はテンレイロ委員と比較するとかなりタカ派の意見を持っているとみられており、市場にとっても周知の事実となっているようだ。きょうは就任日とあって、ポンド買い材料として取り上げられやすいかもしれない。

 米FOMC議事録では、政策金利を据え置きとしたが、今後の利上げについての言及もみられるだろう。年内あと2回の利上げをFOMCメンバーは想定していた。基本的にはタカ派路線が強調されることとなるが、市場はすでに織り込み済みである可能性もありそうだ。公表後にポジション調整が入るかもしれない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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