ECBは24年まで金利を維持する可能性が高い=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間に入ってドル買いが復活していることから、ユーロドルは戻り売りに押されており、1.05ドル台に再び値を落としている。今週は節目の1.05ドルを割り込む場面もあったものの、急ピッチな下げから過熱感も高まっており、いまのところは1.05ドルの水準は維持されている。ただ、本日の動きを見ても上値はなお重い印象。

 本日は9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の速報値が発表になっていたが、コア、総合ともに予想を下回っていた。今回の数字を受けて市場では、ECBの利上げサイクルは終了との見方をさらに強めている。

 一方、利下げのキーワードにはまだ遠いようで、ECBは24年まで金利を維持する可能性が高いとの指摘も聞かれる。原油価格上昇により、エネルギー・インフレは来年早々にゼロを超えるだろうが、総合インフレへの影響は、食料品とコアインフレのさらなる低下によって相殺され、2023年末までに前年比3.5%程度まで低下する可能性があるという。それでも、24年後半までECBが2%目標を持続的に達成する自信はないとしている。さらに利下げがあるとすれば、来年9月とも付け加えた。

*ユーロ圏消費者物価指数(HICP)(概算値速報)(9月)18:00
結果 0.3%
予想 0.5% 前回 0.5%(前月比)
結果 4.3%
予想 4.5% 前回 5.2%(前年比)
結果 4.5%
予想 4.8% 前回 5.3%(コア・前年比)

EUR/USD 1.0582 EUR/JPY 158.13 EUR/GBP 0.8664

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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