小幅続落、予想以上に強い8月の米求人件数を受けた米10年債利回り上昇で=NY金概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
 1オンス=1841.50(-5.70 -0.31%)

金12月限は小幅続落。時間外取引では、ドル高から売り優勢となり、一時1,830ドルに接近するまで下げ幅を拡大し、安値模索を継続。売り過剰感から下げ幅を縮小し、時間外取引終盤は1,841ドル台で小安く推移した。日中取引では、8月の米JOLTS求人件数が961万件となり、事前予想の883.1万件を大きく上回ったことで、下げ幅を拡大したが、その後、ドルの急反落を受け、戻り歩調となった。しかしドル安は短時間で終了し、再度、売りが優勢となった。米10年債の利回りの上昇が続き、ニューヨークダウが大幅続落となり、金市場でリスク回避の動きが続き、マイナスサイドでの取引となった。

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