[10月16日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 10月10日 〜10月13日 <東京一般> 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 先限 64,000 64,000 64,000 64,000 0 ====================================== <シカゴ>12日終値 前週末比 |<主要統計データ> (10月5日まで) 23/11 1290.00 +24.00 |輸出検証高: 103万6,223トン 24/ 1 1308.75 +24.25 |輸出成約高:13日に発表予定 ーー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 149.70円 前週末比 0.81円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】シカゴ大豆11月限は米国の高金利環境の長期化が見込まれるこ とが重石。需給報告があり、23/24年度の期末在庫の増減には注意したいとした。 【シカゴ大豆は需給報告で生産予想が下回り大幅高】 シカゴ大豆11月限は12日の取引で大きく上昇し、9月29日以来の高水準となる 1299.75セントまで上昇。高値から離れたが、終値ベースで30セントを超える 上げ幅を記録し、大幅高で引けた。 米農務省(USDA)月例需給報告で発表された23/24年度の米生産見通しが事 前予想を下回ったことで、需給引き締まりに対する警戒感が強まったことが背景となっ た。 10月のUSDA月例需給報告でその穀物年度の生産量がほぼ確定されるだけに、 23/24年度の需給引き締まりの方向性が年間を通して示されたと言え、しばらく、 シカゴ大豆にとっての下支え要因になると見られる。ただ、その一方、9月の米消費者 物価指数(CPI)の前年同月比は総合が事前予想を上回ったうえ、コア指数も4%台 を記録したことで高金利政策の長期化が見込まれている。根強いドル買いの動きが予想 されるが、これが大豆市場の上値抑制要因になると見られる。それだけに11月限は 1300セントを大きく超えてくるだけの勢いには乏しいのではないだろうか。 【東京大豆は新規売買は見込めず】 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。 【当面の予定(イベント・経済統計)】 16日 ユーロ圏貿易収支 2023年8月(EUROSTAT) 米製造業景況指数 2023年10月(ニューヨーク連銀) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 収穫進度報告(USDA) 17日 英雇用統計 2023年9月(国立統計局) 独景況感指数 2023年10月(ZEW) 米小売売上高 2023年9月(商務省) 米鉱工業生産・設備稼働率 2023年9月(FRB) 米企業在庫 2023年8月(商務省) 対米証券投資 2023年8月(財務省) 18日 中国国内総生産 2023年7-9月期(国家統計局) 中国小売売上高 2023年9月(国家統計局) 中国鉱工業生産 2023年9月(国家統計局) 英消費者物価指数 2023年9月(国立統計局) ユーロ圏消費者物価指数 2023年9月確報(EUROSTAT) 米住宅着工・許可件数 2023年9月(商務省) 米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 19日 貿易収支 2023年9月速報(財務省) 中国住宅価格指数 2023年9月(国家統計局) ユーロ圏国際収支 2023年8月(ECB) 米製造業景況指数 2023年10月(フィラデルフィア連銀) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米中古住宅販売統計 2023年9月(全米不動産協会) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 20日 消費者物価指数 2023年9月(総務省) ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所) 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所) 英小売売上高 2023年9月(国立統計局) 独生産者物価指数 2023年9月(連邦統計庁) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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