金・銀午前=急伸、中東情勢の緊迫化で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金、銀は急伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建
て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢とな
った。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が186〜205円高、金ミニが
18.0〜203.5円高、ゴールドスポットが224円高、銀が2.5〜10.5円
高。
 午前11時1分現在の出来高は、金が7万1593枚、金ミニが1万2084枚、ゴ
ールドスポットが2万8838枚、銀が69枚。
【NY金は中東情勢の緊迫化が支援】
 金は中東情勢の緊迫化が支援要因になった。イスラエルがパレスチナ自治区ガザの住
民に対して避難を通告した。イスラエル軍は14日、ガザ市で数日以内に「大規模な」
作戦を展開するとした。イランはイスラエルに対して、何らかの行動を取ると国連を通
じて伝えた。オースティン米国防長官は、「ドワイト・アイゼンハワー」の空母打撃群
が東地中海へ移動を開始し、すでに展開する別の空母打撃群と合流する予定だと明らか
にした。中東情勢の行方を確認したい。
 10月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は63.0と、前月の68.1
(確報値)から低下した。低下は3カ月連続。市場予想の67.2を下回った。米フィ
ラデルフィア連銀のハーカー総裁は、ディスインフレが進行中だと指摘。データが急激
に変化しない限り、政策金利を現在の水準で据え置くことが望ましいとの見解を改めて
示した。
 金先限は夜間取引で上場来高値9262円を付けたのち、上げ一服となった。ニュー
ヨーク高が支援要因になったが、週明けは利食い売りなどが出て上げ一服となった。円
相場は1ドル=149円台半ばで推移した。銀先限は109.9円まで上昇した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、中東情勢の緊迫化を受けて
急伸した。アジア市場では、朝方の1922.47ドルから、利食い売りなどが出て軟
調となった。
 午前11時現在、1920.58ドルで推移。銀は2260セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が1876.62ドル、銀が2203セント。

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