ワシントン・ポストによると、米国とベネズエラは来年のベネズエラ大統領選が正当 に行われることを条件に、米国がベネズエラ石油産業に課している制裁を緩和すること で合意した模様だ。主要産油国の中で、イランとベネズエラは米国の制裁対象になって いるが、ここにきて状況が変わりつつある。今年はイランに対する制裁が緩和され、イ ラン産原油の供給が拡大している。そのイランは中東情勢の不安定化で今後も増産を続 けることができるのか不透明感が強くなっているが、そのタイミングでベネズエラに対 する制裁緩和議論が浮上していることは、偶然ではないだろう。原油価格抑制のため、 米政府は当初イランの増産を促していたが、そのイランが逆に減産を迫られるリスクも 浮上したことで、ベネズエラの増産を促す方向性にシフトしている可能性がある。偶然 の可能性もあるが、原油高への対応とみると理解しやすい動きになっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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