<大豆> シカゴ大豆は確りとした足取りを保ち、19日の取引で1315.50セントまで値 を切り上げた。米経済の強気な成長や旺盛な個人消費、タイト感の残る雇用情勢を示唆 する経済指標の発表が続いているが、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長によ る今後の金融政策を慎重に進めるとの発言や、これまでの上昇や米財政悪化を受けてド ル高に対する警戒感が強まっていることでドルが上げ渋ると同時に、輸出用需要の拡大 が期待されていることが背景となっている。 また、現在生育期を迎えているブラジル産地の乾燥に対する警戒感も強気材料となっ ており、11月限は引き続き1300セント台を維持すると予想する。1300セント 割れとなった場合、押し目買いが喚起され、深押しはないとみる。 <コーン> シカゴコーン12月限は23/24年度の米国内需給緩和見通しに上値を抑制される 足取りが続いていたが、19日の取引で大きく値を伸ばし8月21日以来となる500 セント台を達成した。世界最大級のコーン生産および輸出国であるブラジルの降雨不足 とこれに伴う生育不良が警戒されるなか、米国の輸出用コーン需要の増加期待が高まっ たことが背景となった。 また、これまで需給緩和見通しが重しになり大豆に比して上値が抑制されていたが、 南米の生育状況をきっかけに買い戻しが進んだ可能性もある。ブラジルの乾燥が続くよ うであれば、コーン価格はさらに押し上げられる可能性はあるが、大豆との比価は2. 6程度と大幅に乖離しているわけではない。 米国の豊作がほぼ確定されていることもあって、ここからの上値は抑制され、上値は 重く推移か。 <小豆> 商い不成立が続くなか取組に動きは見られない。手出し難が続いている。 MINKABU PRESS
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