[今夜の視点]海外原油=反発か、シリア駐留の米軍が反撃

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比1.46ドル高の84.67ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは83.40〜84.71ドル。
 今晩の海外原油は反発か。シリアに駐留する米軍がイラン革命防衛隊と関連している
可能性がある地域から攻撃を受け、米軍がシリア東部の2箇所に反撃したと発表されて
おり、中東情勢の緊迫感がまた高まるか。
 シリアでの米軍に対する攻撃は、イスラエルと武装組織ハマスの衝突に関連している
可能性が高く、米国が中東の混乱に巻き込まれていくリスクが高まっている。米国は世
界で最もイスラエルを支援しており、シリアのほか、イラクでも繰り返し攻撃を受けて
いる。米軍が各地で反撃するなら、対抗勢力も反撃するだろう。
 イスラエルがガザ侵攻を見送っているとはいえ、空爆が続いていることからガザ地区
の死者数は7000人規模に達しており、この約半数が子供であると発表されている。
ガザ地区への地上侵攻の有無に関わらず、緊迫感はほとんど後退していないと思われ
る。テールリスクを意識する場面が続く。
<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者信頼感指数 2023年10月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 個人所得・支出 2023年9月(商務省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2023年10月確報値(ミシガン大)
【商品】10/28 04:30 建玉明細報告(CFTC)
【納会】--:-- 金 2023年10月限(COMEX)
【納会】--:-- 銀 2023年10月限(COMEX)
【納会】--:-- 銅 2023年10月限(COMEX)
【納会】--:-- プラチナ 2023年10月限(NYMEX)
【納会】--:-- パラジウム 2023年10月限(NYMEX)
【納会】--:-- 天然ガス 2023年11月限(NYMEX)
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