海外市況サマリー(30日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 2,005.6  + 7.1    シカゴ大豆   2024/ 1  1,307.25  -12.25
NY銀   2023/12 2,339.6  +50.9    シカゴコーン  2023/12    478.25  - 2.50
NYプラ  2024/ 1   939.9  +34.1    NY原油   2023/12     82.31  - 3.23
NYパラ   2023/12 1,138.30 +8.10   ドル・円              149.10  - 0.56
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時148,70円台まで下落
 NY時間の終盤に入ってドル円は149円ちょうど付近での推移した。NY為替市場
でドル円は急速に売られ、一時148.70円台に下落した。日銀が明日開催の決定会
合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の再修正を議論すると伝わった。現在
1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を
容認する案が有力だという。米金利上昇を背景に日本の長期金利は1%に迫っている。
日銀が金利を抑えつけることで、市場機能のゆがみが膨らむ事態を避ける狙いがある。
また、連続指し値オペの運用などを改めることを検討するという。
 31日の日銀決定会合で展望レポートはインフレ見通しの上方修正が確実視されてい
たが、YCCについては見方が分かれていた。
 ただ、市場の一部からは、報道通りに日銀がYCCを再修正したとしても、一時的な
反応に留まり、ドル円は底堅い推移が続くとの見方も出ている。円には引き続き逆風が
吹き続けるという。

◎NY貴金属=軒並み上昇、中東情勢の緊迫化で
 ニューヨーク金は続伸、銀は反発。
 金12月限は続伸。時間外取引では、イスラエルのガザ侵攻を受けて買い優勢となっ
たが、イスラエル軍がガザ市民に避難を呼びかけたことなどを受けて利食い売りが出て
上げ一服となった。日中取引では、ドル安を受けて押し目を買われたが、戻りは限られ
た。
 銀12月限は金堅調につれ高となると、日中取引で買い戻し主導で上値を伸ばした。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。
 プラチナ1月限は反発。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、株安に上値を
抑えられた。欧州時間に入ると、買い戻されて地合いを引き締めると、戻り高値を突破
し、上値を伸ばした。日中取引では、ドル安などを受けて堅調となった。
 パラジウム9月限は欧州時間から買い戻し主導で上昇したが、日中取引では戻りを売
られて上げ一服となった。

◎LME=軒並み続伸、欧米の株高を受けて買い優勢に
 アルミ3カ月物は続伸。2224ドルで小高く取引を開始。その後、アジア株高を受
けて2230ドル台に値を乗せ、続いて欧州株も堅調となったため2260ドル台まで
浮上。続く米株式市場も前週に大きく値を落とした後の反動から買い戻されて堅調とな
ったことが手掛かりとなって買われ、終盤に2269ドルの高値を付け、この日の高値
圏を維持したまま引けた。
 銅3カ月物は続伸。8083ドルで小安く取引を開始した後に8100ドル台に浮
上。アジア時間は8100ドル台前半での小動きとなっていたが、欧州株の堅調な足取
りを手掛かりにした買いが入り、8231ドルの高値まで上昇。高値を離れたことで転
売が膨らんで上げ幅を削る動きがあったが、米株高を映した買いに支えられプラスサイ
ドを維持して取引を終えた。

◎NY原油=反落、ガザ地区の死傷者数は拡大も供給に混乱みられず
 ニューヨーク原油は反落。
 イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に侵攻し、中東情勢の緊迫感は一段と高まった
一方、中東からの供給が混乱するような事態に発展していないことから売りに押され
た。イランのライシ大統領はイスラエルが「越えてはならない一線を越えた」と述べて
いるが、パレスチナを支援する中東各国に人道支援以外の動きは目立たない。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。原油安が重し。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は揃って反落、コーンは期近が大豆安に追随し下落
 大豆は揃って反落。
 乾燥が懸念されていたブラジルの産地で降雨となったことが弱材料視された。前週末
に大きく値を上げており、転売が出やすい状況だったことや、前週末に一代の高値を更
新していた大豆粕が利益確定の動きもあって大きく値を落としたことも売りを呼ぶ要因
となった。

 コーンはまちまち。期近が下落。
 前週末に大豆につられて上昇した後で大豆が急反落に転じたことが転売を呼んだ。ま
た、南米生産国の降雨も弱材料視された。ただ、コーン自体の新規材料には乏しいため
比較的小幅な値動きにとどまった。

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