米連邦公開市場委員会(FOMC)前後で、金相場の値位置が大きく変わることはな かった。FF金利の誘導目標は予想されていた通りに5.25〜5.50%の据え置き を全会一致で決めている。焦点は今後の政策環境だが、パウエル米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は追加利上げの可能性を否定しない一方、利上げ終了の可能性も示唆す る曖昧な対応に留めた。ただし、マーケットではインフレの再燃がなければ、既に利上 げサイクルは終わったとの見方を織り込んでいる。来年6月の利下げ開始が織り込まれ ており、これで米長短金利落ち着きを見せると、地政学環境と関係なく金相場は下値を サポートされる可能性がある。米財務省の四半期入札も総じて無難に消化しており、金 利急伸再開からの値崩れは回避されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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