石油市況=総じて小幅続落、海外原油安や円高にも夜間取引高で下げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/05   77,000     ±0  2024/05   77,000 +2,000  2024/04   76,260  -170
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 12月限 81.13 ドル +0.69
ブレント原油   夜間取引 期近  1月限 85.34 ドル +0.71
ドル・円相場 15:15 現在   150.42 円  前営業日比  0.84 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて小幅続落。為替は1ドル=150円台前半まで円高に振
れているうえ、前日の海外原油先物が続落したことに圧迫された。しかしこの日のアジ
アの時間帯の海外原油の夜間取引が戻していることで下げ幅を縮小した。またこの日の
ドバイ原油の現物は朝安後も軟調に推移している。
 原油は一部限月を除き小幅安で引けた。ガソリン、灯油はともに約定しなかったが、
灯油は名目値で急伸した。

 前営業日比は、ガソリンは出来ず、灯油も出来ずだが、名目値で2000円高。軽油
も出来ずだが、名目値で400円高、原油が3800円安〜820円高。中京ガソリン
は出来ず、灯油は出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2560枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油4月限は急落後は7万6000円台前半のもみ合い】
 東京石油市場は原油は総じて小幅続落。国内夜間取引前半は海外原油とともに戻す展
開となっていたが、中盤にこの日の高値を付けると急落して後半にこの日の安値を付け
た。その後日中取引にかけて下げ幅を縮小したが、おおむね小幅安水準で引けた
 原油の6番限である4月限は国内夜間取引の中盤に付けた7万7940円がこの日の
高値。しかしその後は7万5900円まで急落して2000円以上崩れた。その後は日
中取引にかけて7万6000円台前半のもみ合いとなった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。12月限は、午後3時15分現在、
前日比0.69ドル高の81.13ドル辺りで推移。

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