【直前まとめ】豪中銀5会合ぶり利上げへの期待強まる この後12時半にオーストラリア準備銀行(RBA:中央銀行)金融政策会合の結果発表が予定されている。政策金利であるOCR:オフィシャル・キャッシュ・レートは現行の4.1%から4.35%に引き上げられる見込み。 豪中銀は6月の会合でOCRを現行の4.1%に引き上げた後、7月の会合以降4会合連続で据え置いてきた。市場予想通り今回利上げが実施されると5会合ぶりとなる。 据え置きとなった7月以降の会合では、声明や議事要旨において、「委員会は利上げと据え置きを検討した」などの表現で、追加利上げの可能性があることを示してきたが、豪景気動向などへの慎重な見方から、市場は豪中銀の利上げが6月でピークを迎えたという見方が一般的となっていた。 前回会合直後の短期金利市場動向からみた利上げ確率は15%程度にとどまっており、その後1.3%まで低下。98.7%が据え置き見込みと据え置きをほぼ織り込む場面が見られた。しかし、10月25日に発表された豪第3四半期消費者物価指数(CPI)が力強い伸びを示したことを受けて利上げ期待が一気に回復した。 豪第3四半期CPIは前期比+1.2%、前年比+5.4%と市場予想の+1.1%、+5.3%を上回る伸びとなった。中銀が重視するトリム(刈り込み)平均も前期比+1.2%、前年比+5.2%と予想の+1.1%、+5.0%を上回る伸びとなった。同時に発表された9月の月次CPIは前年比+5.6%と8月の+5.2%を上回った。 この結果を受けて主要銀行などのアナリストがそれまでの据え置き見通しから利上げに見通しを変更。専門家見通しは利上げでほぼ一致している。短期金利市場では据え置き期待が残るが、利上げ派がやや優勢となっている。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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