貴金属は、総じて下落予想。前日のニューヨーク市場で続落となった動きを受け、ド ル建て現物相場の一段安から売り優勢。ドル高だが、円相場は1ドル=150.30円 台で推移し、前日の東京時間の午後3時15分と同水準で推移。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.90ドル安の 1969.03ドル、銀が23セント安の2264セント、プラチナが10.78ドル 安の894.25ドル、パラジウムは46.73ドル安の1056.61ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=150.36/38円で、前営業日の 大引け時点から0.03円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9517円前後、銀は110.2円前後、プラチナは 4283円前後、パラジウムは約定があれば5100円以下まで下落。 【ドル建て金は安値拾いの動きと買い戻しを感じさせる】 金ドル建て現物相場は昨日のアジア市場で売り圧力が強い動きだったが、その後の欧 米時間で一段安となり、支持線になっていた1970ドル割れとなった。ニューヨーク 時間の取引開始間に1957ドル台まで値を崩したが、ニューヨーク時間の午後に 1969ドル台まで戻した。アジア時間で支持線になっていた1970ドルが逆に抵抗 線になった格好。米10年債の利回り低下が下支え要因だが。10月24日の安値 1955.97ドル割れとなる前に下値切り上げており、下値拾いと買い戻しの根強さ を感じさせる。 【NYプラチナは900ドル割れ後も大幅安から抜け出せず】 PGM系貴金属は大幅続落。銀の下げが大きくなったことも下げの一因。ニューヨー クプラチナ期近1月限が900ドル割れまで下落。アジア時間に10月7日の安値 907ドル割れとなり、既にテクニカル要因の弱気に傾いている印象があったが、ニュ ーヨーク時間の取引開始前に一時900ドル割れとなった。米国株が地合いを引き締め たが、銀、パラジウムの下げがきつく、大幅安状態から抜け出せず。プラチナ、パラジ ウムとも投機家の手じまい売りがかなりあったもよう。パラジウムは全限月が一代安値 を更新。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】14:00 景気動向指数 2023年9月速報(内閣府) 【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟) 【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】19:00 小売売上高 2023年9月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】16:00 消費者物価指数 2023年10月確報(連邦統計庁) ◆ フランス ◆ 【経済】16:45 国際収支 2023年9月(フランス銀行) 【経済】16:45 貿易収支 2023年9月(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】11/9 00:00 卸売在庫 2023年9月確報値(商務省) MINKABU PRESS 森 成俊
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