日中取引開始後、原油の2024年3月限は下落。ただ、7万3480円まで下げ幅 をやや縮小している。 今週の急落でニューヨーク原油に続き、ブレント原油も1バレル=80ドルの節目を 下回った。来年の景気悪化懸念を先取りする格好となっており、先行性のある経済指標 を手掛かりに景気懸念が膨らむリスクがある。今週末、11月の米ミシガン大学消費者 信頼感指数・速報値が発表される。 一方、ブレント原油が1バレル=80ドルを下回ったことに主要産油国は不満だろ う。先物市場では7月以降の上げ幅の半分以上が打ち消されている。サウジアラビアや ロシアの自主的な供給制限を受けても、世界的な石油在庫はほとんど引き締まっておら ず、ファンダメンタルズに強さはない。石油輸出国機構(OPEC)プラスによる積極 的、先制的な措置が続くなら、サウジは少なくとも日量100万バレルの自主減産を続 けるだろう。ただ、自主減産の継続で相場が浮上するのか不透明である。 原油3月限の予想レンジは7万3000円から7万4000円、ガソリン先限は7万 6500円から7万7500円、灯油先限は7万6500円から7万7500円。 MINKABU PRESS
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