<大豆> シカゴ大豆1月限は米農務省(USDA)月例需給報告で米国産大豆の23/24年 度生産量予測が引き上げられたことがサプライズとなって9日の取引で急速に値を落と した。8日までブラジル産地の乾燥を手掛かりにして上昇した後だけに、その反動から 売りが活発化し、20セントを超える下げ幅を記録した。 生産量が引き上げられたとはいえ、米国の大豆の期末在庫率は引き続き低水準が見込 まれている。そのうえ、ブラジル南部産地は降雨過剰、北部産地は乾燥に見舞われるな ど生育リスクを抱えている。目先は上昇後の反動もあって下げ余地を残しているが、 11月上旬の急伸分を消化した後の下げ余地は乏しそう。1300セント台前半が下値 支持線となるか。 <コーン> シカゴコーン12月限は480セントを抵抗線となり、その後、下落基調で推移して いる。9日に発表された米農務省(USDA)月例需給報告で23/24年度の米国産 コーン生産量が大きく引き上げられてたことを受けて9日は軟調な足取りを演じている が、収穫が進行するなかでイールドの引き上げは予測されていたため、大豆に比べると その影響は限られている。 また、生産量の引き上げに加えて需要見通しも引き上げられ、期末在庫率はわずかな 上方修正にとどまっているため、ここから先の下げ余地は限られると見られる。ブラジ ル産地の天候不良が同国のサフリーニャコーン生育に与える影響が警戒されるところだ が、今回のUSDA月例需給報告の発表で材料織り込み感が強まっていることもあり、 480セントを上値抵抗線とする安もみ継続が想定される。 <小豆> 取組は依然としてゼロであり、手出し難が続いている。 MINKABU PRESS
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