金・銀午前=金が反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現
物相場の戻りを売られたことに上値を抑えられた。銀もニューヨーク安を受けて売り優
勢となった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が73〜61円安、金ミニが80.0〜
62.5円安、ゴールドスポットが24円安、銀が4.0〜2.3円安。
 午前11時2分現在の出来高は、金が2万4278枚、金ミニが3786枚、ゴール
ドスポットが9149枚、銀が9枚。
【NY金は米金融当局者のタカ派発言が圧迫】
 金は米金融当局者のタカ派発言などが圧迫要因になった。パウエル米連邦準備理事会
(FRB)議長は、適切なら一段の政策引き締めを躊躇しないと述べた。米サンフラン
シスコ地区連銀のデイリー総裁は、インフレ率を目標の2%に戻すための連邦準備理事
会(FRB)による利上げが終わったか、まだ明言する準備はできていないと述べた。
11月の米ミシガン消費者信頼感指数速報値は60.4と前月の63.8から低下し、
5月以来の低水準となった。4カ月連続で低下したが、1年先のインフレ期待は4.4
%と2カ月連続で上昇し、7カ月ぶりの高水準となり、インフレ懸念が残っている。一
方、ジョンソン米下院議長は、共和党保守強硬派が求めている大幅な支出削減は除いた
つなぎ予算案を提示した。つなぎ予算は17日に期限切れとなる。
 ブリンケン米国務長官は、イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイス
ラム組織ハマスの戦闘で「あまりにも多くのパレスチナ人が死亡している」と非難し、
民間人の保護を確実にするため一段の措置を講じる必要があると言明した。イスラエル
軍はガザでハマスに対する攻撃を継続し、複数の病院周辺で地上攻撃や爆撃を強化し
た。イスラエルはハマスが司令部として使っていると主張した。
 金先限は夜間取引で9418円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。
円相場は1ドル=151円台半ばで円安に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、米金融当局者のタカ派発言
などを受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の1940.58ドルから、戻
りを売られて軟調となった。
 午前11時現在、1939.82ドルで推移。銀は2213セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が1957.07ドル、銀が2267セント。

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