南米の天候リスク織り込みが再開されている。南米では降雨が観測されたことが一時 穀物相場の急落を促していたが、安定的な生産環境を確保する上では、依然として土壌 水分が不足していると評価されている。作付け作業に著しい遅れが生じている訳ではな いが、想定されていたよりも生産高が下振れするリスクが各種民間機関から報告されて いる。また、メキシコ向けに10.1745トンの大口輸出成約が報告されていること もポジティブ。メキシコ向けには前日も14.3637万トンの輸出成約が報告されて いる。メキシコに限定された動きだが、輸出環境が強気に傾斜していることも下値サポ ート要因になっている。ただし、需給緩和評価も極めて強いだけに、大豆相場のような 明確な上昇トレンドを形成するには至っていない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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