石油市況=原油は総じて反落、海外原油が上げ幅失くして円高進展で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/05   79,000     ±0  2024/05   78,000     ±0  2024/04   74,920   -250
======================================
15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 12月限 78.58 ドル +0.32
ブレント原油   夜間取引 期近  1月限 82.84 ドル +0.37
ドル・円相場 15:15 現在   150.69 円  前営業日比  1.02 円の円高
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 東京石油市場は原油が総じて反落。前日の海外原油先物は上昇後に上げ幅を失う反落
となり小安い引けとなったが、為替が1ドル=150円台半ばまで円高に振れているこ
とでおおむね軟調な展開。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引はもみ合いだ
が、午後から地合いを引き締めている。またこの日のドバイ原油の現物は軟調寄り後に
戻している。
 原油は一部限月を除き3ケタ安前半で引けた。ガソリン、灯油はともに約定せず値動
きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円高、原油が500円安〜1040円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来
ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1961枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油4月限は高値から崩れて7万5000円が上値抵抗】
 東京石油市場は原油が総じて反落。国内夜間取引の前半は軟調な展開、中盤に急反発
したものの、そこでこの日の高値を付けた後は大きく崩れる展開となり、前半の安値を
割り込んだ。日中取引の午前にこの日の安値を付けた後、午後は下げ幅を縮小した。
 原油の6番限である4月限は国内夜間取引の中盤に7万5720円まで上昇したが、
そこから大きく崩れて、日中取引の午前には7万4140円の安値まで崩れた。その後
は下げ幅を縮小したものの、7万5000円の節目が上値抵抗となった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。12月限は、午後3時15分現在、
前日比0.32ドル高の78.58ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。