本日のポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.24ドルちょうど付近まで下落する場面も見られていた。NY時間に入ってからのドル買い戻しのほか、この日発表の10月の英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったこともポンドを圧迫している。 その英CPIだが、総合指数で前年比4.6%と前回の6.7%から大きく伸びが鈍化した。英中銀も10月分は5%を下回ると予想していたが、それ以上であったようだ。これを受けて英中銀の利上げサイクル終了がほぼ正当化されたことはもちろん、市場は来年の早期利下げ期待を高めている。 しかし、利下げ期待については慎重な見方も聞かれる。「この日の英CPIは英中銀の政策担当者を安心させるかもしれないが、もっと下がる必要があり、2024年8月までは利下げが実施される可能性は低い」と主張している。サービスインフレが前年比6.6%と依然として厄介な水準にあり、英中銀が利下げを検討し始めるには更なる進展が必要だという。まだ利下げを検討する段階には至っていないとしている。 *英消費者物価指数(10月)16:00 結果 0.0% 予想 0.1% 前回 0.5%(前月比) 結果 4.6% 予想 4.7% 前回 6.7%(前年比) 結果 5.7% 予想 5.8% 前回 6.1%(コア・前年比) GBP/USD 1.2424 GBP/JPY 187.81 EUR/GBP 0.8736 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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