−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,389.00 1,398.50 1,379.50 1,385.00 - 4.75 2024/03 1,401.25 1,410.75 1,393.00 1,399.50 - 3.00 2024/05 1,411.00 1,419.75 1,403.50 1,410.75 - 1.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 213,215 230,494 738,195 (+ 7,548) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(11月21日−11月25日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は取引の多い期近が反落。終値の前日比は4.75セント安〜1.00セント 高。中心限月の期近1月限の終値は前日比4.75セント安の1385.00セント。 1月限はこれまで乾燥した天候が続いていたブラジル中部産地で来週には降雨が発生 するとの予報が弱材料となって売り優勢で運ばれた。また、ドル高も売りを呼ぶ要因と なった。 1389セントで取引を開始。その後、1398.50セントと8月31日以来の水 準まで値を伸ばす場面が見られたが、ブラジル産地での天候改善見通しを手掛かりにし た売りが入って値を落とし1379.50セントまで軟化。安値で買い拾われたが戻り は限られたままマイナスサイドで終了。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 南部では引き続きまとまった雨量を伴う降雨となっている。今後数日は同様に雨が降 り続くだろう。これにより洪水が発生するリスクが高まっている。なお、この雨は今週 末から来週にかけて次第に北上する見込み。ただ、まとまった雨量を伴う雨は時おり、 降り続くだろう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 最高気温が38℃を超える高温乾燥が続いている。この影響で一部の大豆は再作付が 必要となりそうだ。今後数日は引き続き高温乾燥となるが、週末から翌週にかけて雨が 期待される。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 今後数日は散発的な降雨が降り続き、産地の土壌水分は潤沢な状態が続くだろう。北 西部では乾燥状態が残るとはいえ、概ね乾燥から改善に向かっている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 散発的な降雨が今後数日にわたって降り続き、これに伴い生育初期段階には乾燥に見 舞われた土壌水分の回復に向かい、生育環境は引き続き改善されるだろう。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 今週後半は寒冷前線が通過するが、多くの地域で降雨は発生しないもよう。週末には 新たな寒冷前線が到来し、この時には冬小麦にとっての慈雨が見込まれる。 大豆製品は、大豆粕は大豆の軟調な足取りに追随したが、大豆油は大豆粕とのストラ ドルに絡んだと見られる買いが入り堅調で終えた。大豆粕期近12月限は4.40ドル 安の469.20ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部では雨がちな天気が続き洪水または冠水が警戒される。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では今週末から来週にかけて雨がちな天気に 変化。土壌水分の回復が期待される。 ・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では慈雨となり生育環境は改善へ。 今日の材料 MINKABU PRESS
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