シカゴ大豆市況=大幅反発、ブラジルの天候不安やドル安等で軒並み2ケタ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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             始 値   高 値   安 値    帳入値    前日比
   2024/01   1,339.25    1,368.00    1,327.00    1,367.25     + 27.00
   2024/03   1,353.00    1,383.75    1,343.75    1,383.25     + 26.75
   2024/05   1,368.00    1,395.75    1,356.25    1,395.00     + 26.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       215,603         236,269        741,606  (-  3,394)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(11月16日までの週)
 大 豆:160万9413トン(前週改定値:194万0079トン)
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*米農務省発表の週間作物進度報告:今期の発表は終了。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月26日−11月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並〜平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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 大豆は期近から大幅反発。終値の前日比は12.75〜27.00セント高。中心限
月の期近1月限の終値は前日比27.00セント高の1367.25セント。
 ブラジル産地で18〜19日にかけて降雨となったが、一部産地では乾燥状態が続い
ていることや、今後も高温乾燥が続くとの見通しが買いを支援した。また、アルゼンチ
ン大統領選で右派のミレイ氏が勝利したことが同国の穀物輸出政策に与える影響が警戒
されたことやドル安も強気材料視され、軒並み2ケタ高を記録した。

 1月限は1339.25セントで取引を開始した直後に1327セントまで値を落と
したがこれがこの日の安値となった。その後、すぐに1350セント前後まで値位置を
切り上げると、シカゴの時間帯半ばまでこの水準でもちあった。シカゴの時間帯中盤以
降はドル安やブラジル産地の天候不安を手掛かりにした買いが広がって引けにかけて上
値を探る足取りとなり、引け間際に1368セントまで浮上。この日に高値圏を維持
し、17日の下げ幅を大幅に上回り、取引を終えた。
 米農務省(USDA)発表の11月16日までの週の大豆週間輸出検証高は160万
9413トンで前週改定値の194万0079トンを下回った。今年度の累計は
1591万6411トンで前年同期の1735万8390トンを約8.3%下回った。
 USDAによる今期の作柄報告の発表は終了。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 この週末に低気圧が移動したことに伴いしばらく降雨は発生しない見通しだが、週半
ばには再びまとまった雨量を伴う雨が降り始めるだろう。降雨が止んでもすぐに雨が降
り始め、コーンと大豆の生育に好ましくない状況が続くだろう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この週末に南部から低気圧が移動しており、今後しばらく雨が降り続くだろう。これ
までの土壌水分不足の影響で、雨が降り続いても環境が好転するには1週間を要する見
通し。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この週末の降雨は限られていた。21〜22日にかけて寒冷前線が通過し、これに伴
い降雨になるが、その後は再び降雨のない期間が続く見通し。これまでの降雨で土壌水
分は改善しているため、降雨のない期間が長期に渡らなければ良好な生育状況を維持で
きるだろう。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 今週は21〜22日以外は降雨は発生しない見込みだが、前週までの降雨で土壌水分
が回復しているため、降雨のない期間が長期に渡らない限り生育懸念が高まる可能性は
低い。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 米プレーンズ中部および南部では19日に低気圧が流れ込んだ影響で広い範囲で降雨
が発生。この降雨は土壌水分が必要とされている西部には達していないが、東部では生
育に適した状態が続いている。今週後半には南部で降雨が発生する見通し。
 大豆製品は大豆粕、大豆油ともに大幅高となった大豆に追随高となった。原油の堅調
も大豆油にとっての買い支援要因となった。大豆粕の中心限月12月限は前日比
6.90ドル高の460.20ドルで終了。

今日の材料
・ブラジル南部ではこの数日は降雨は発生しないが週半ば以降に再び降雨。
・ブラジル中部産地では雨がちな天気に変化。土壌水分の回復が期待される。
・アルゼンチン産地では生育に適した天気が続く。
・11月9日までの週の大豆週間輸出検証高は166万6467トンで前週改定値の
 218万2835トンを下回る。
・11月12日時点の大豆の収穫率は95%で、平年の91%を上回ったが、前年の
 96%は下回る。
・USDAは23/24年度積み中国向け20万4000トンの大豆の大口成約を
 発表。
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