［今夜の視点］シカゴコーン＝大豆や小麦の動きに左右される展開続くか

　シカゴコーンの夜間取引は小幅なもみ合い。１２月限は４７０セントの節目を挟んだ
もみ合い。引き続き大豆や小麦の値動きに左右される展開となりそうだ。ブラジル中部
産地の降雨が重要視されれば、大豆が軟化してコーンにも圧迫要因となる可能性もある
が、アジアの時間帯で上昇している小麦が続伸すれば支援材料になる。

　前日のシカゴコーンは総じて続伸。大豆や小麦高に支援されたが、乾燥懸念のあるブ
ラジル中部産地に降雨が予報され大豆が高値から上げ幅を削ったことでコーンの上げ幅
は抑制された。ブラジル産地では中部では干ばつ、南部では過剰な降雨で生育懸念が続
いている。

　１２月限は４７５．００セントまで上伸し後、引けは４７０．００セントまで上げ幅
を削った。

＜今夜の予定＞
◆　アメリカ　◆
【経済】 21:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】 22:30 耐久財受注 2023年10月速報値（商務省）
【経済】 22:30 新規失業保険申請件数（労働省）
【経済】 11/23 00:00 消費者信頼感指数 2023年11月確報値（ミシガン大）
【工業】 11/23 00:30 週間石油統計（EIA）

MINKABU PRESS

• バルチック海運指数=05/17時点=　7営業日ぶりに上昇
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• 午後のプラチナは上げ幅を拡大、２００８年以来の高値を更新
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