経済統計解説＝米消費者信頼感指数は低水準での推移が続く

　１１月の米コンファレンスボード消費者信頼感指数は１０２．０まで上昇したもの
の、年初来からの低水準での推移が続いている。物価高や金利高が重し。雇用環境は堅
調さを維持しているものの、米景気悪化見通しのなかで雇用が崩れてくると、本指数は
一段と低下する可能性が高い。
　１１月の米リッチモンド連銀製造業景気指数は−５まで低下した。出荷や新規受注が
悪化しているほか、受注残は一段と落ち込んだ。景気見通しは悪く、景気判断の分岐点
であるゼロを下回る水準での推移が続くだろう。
MINKABU PRESS

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