きょうの為替市場はドル買い戻しが優勢となる中で、カナダドルは対ドルで下落している。ドルカナダは1.35ドル台に上昇。一方、対円では上昇しており、カナダ円は108円台後半に上昇している。カナダ円は方向感のない展開が続いており、21日線と100日線の間での推移が続いている。 今週は6日水曜日にカナダ中銀の年内最後の政策委員会が予定されている。直近の消費者物価指数(CPI)は3.1%まで低下しており、目標レンジである1-3%の間に接近している。一方、先週発表のカナダの雇用統計で雇用増加数が予想を上回っていたが、失業率は5.8%まで上昇している。マクレム総裁は「インフレを抑制するのに十分なことを行ったのではないか」と述べており、カナダ中銀が少なくとも追加利上げを実施する背景はない。エコノミストの間でも今回は据え置きが確実視されているようだ。また、前回の政策委員会での声明では追加利上げの可能性を残していたが、今回もそれは残ると見られている。 一方、市場は来年の4月にカナダ中銀の利下げを完全に織り込んでいる。60%程度の確率で3月利下げも織り込んでいる状況。しかし、カナダ中銀はFRB同様に利下げ観測に言及することはないと見られる。 USD/CAD 1.3532 CAD/JPY 108.83 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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