●短期見通し原油、７０〜８０ドルでボックス形成＝マーケットエッジ

　石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスの合同閣僚監視委員会（ＪＭＭＣ）では日量
２２０万バレル規模の自主減産で合意した。しかし、実際に履行されるのかは懐疑的な
見方もあり、原油相場の押し上げには失敗している。減産発表ではなく減産履行が求め
られている。サウジアラビアは減産期間の延長も示唆しているが、マーケットは反応を
見せていない。年明け後の減産履行状況が注目され、年内はこのまま７０〜８０ドルの
レンジ相場が続きやすい。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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