(NY時間10:03)(日本時間00:03) ヴィーバ・システムズ<VEEV> 172.29(-6.11 -3.42%) クラウドベースのソフトウエア開発のヴィーバ・システムズ<VEEV>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。粗利益率が予想を上回っている。 ただ、株価は冴えない反応。第4四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、通期のビリング(未収請求を考慮した売上高)の見通しを下方修正した。 アナリストからは「幅広い業界の圧力にもかかわらず、同社のソフトウェアに対する需要は持ち堪えている。しかし、通期のビリングの下方修正は、サービス縮小、四半期ごとの請求への移行、2025年初頭への案件繰延べなどによる、顧客の慎重な支出環境を示唆している」との見解も聞かれた。 (8-10月・第3四半期) ・1株利益(調整後):1.34ドル(予想:1.29ドル) ・売上高:6.16億ドル(予想:6.16億ドル) サブスク:4.95億ドル(4.95億ドル) プロフェッショナル:1.22億ドル(予想:1.21億ドル) ・粗利益率(調整後):75.4%(予想:74.6%) ・営業利益率(調整後):38.1%(予想:37.4%) (11-1月・第4四半期見通し) ・1株利益(調整後):1.30ドル(予想:1.21ドル) ・売上高:6.20~6.22億ドル(予想:6.23億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):約4.76ドル(従来:約4.68ドル)(予想:4.69ドル) ・売上高:23.5~23.6億ドルを維持(予想:23.6億ドル) ・ビリング:25.8億ドル(従来:26.2億ドル) (25年度通期見通し) ・売上高:27.5億ドル以上を維持 【企業概要】 企業アプリケーション、マルチチャネルのプラットフォーム、顧客管理、コンテンツ管理ソリューションを提供し、米国で事業を展開するクラウドを基盤としたビジネスサービス会社。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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