(NY時間14:53)(日本時間04:53) チャージポイント<CHPT> 2.22(+0.17 +8.05%) 電気自動車(EV)向けの充電ステーションを手掛けるチャージポイント<CHPT>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損益の赤字も予想以上に膨らんだ。粗利益には在庫の減損費用4200万ドルの影響を反映したとしている。2025年度の第4四半期(24年11月-25年1月期)にEBITDAの黒字を達成する計画は再確認している。 全体的に冴えない決算ではあったものの株価は上昇。アナリストは引き続き成長に懸念を抱いてはいるが、長期的に前向きなポテンシャルがあると改めて評価するアナリストもいる。 「成長の欠如は一貫したテーマであり、EV普及の遅れやマクロ環境の不透明感が顧客にとって重荷となっている点は不安要因としてある。しかし、業界の成長が戻って来た場合の、同社のポジションはポジティブに捉えている」と述べている。 (8-10月・第3四半期) ・1株損益(調整後):-0.28ドル(予想:-0.26ドル) ・売上高:1.10億ドル(予想:1.22億ドル) ・粗利益率(調整後):-22.0% ・EBITDA(調整後):-9735万ドル(予想:-8064万ドル) 【企業概要】 人と物のモビリティの電動化を目指し、北米及び欧州で商業施設・車両・住宅を含むあらゆるセグメントに充電ソリューションを提供する。ネットワーク接続された充電用ハードウェアの販売と、年間契約のクラウドサービスから主な収益を得る。クラウドサービスへは各充電ポートからアクセス可能。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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