シカゴコーン市況=反発、ドル安から需給報告前の買い戻しが先行

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2023/12    465.00      469.25      465.00      468.25      + 3.50
   2024/03    484.00      489.25      483.00      488.00      + 3.75
   2024/05    495.75      500.75      494.50      499.50      + 3.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       187,355        248,254        1,250,333 (- 5,923)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(11月30日までの週)
 コーン:131万1800トン(事前予想レンジ:60万〜120万トン)
 小 麦: 34万6900トン(事前予想レンジ:12.5万〜50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(12月13日−12月17日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは軒並み反発。終値の前営業日比は0.75〜4.00セント高。期近3月限
は3.75セント高の488.00セント。
 コーンはドル安に支援され、買い優勢。期近3月限は490セントに届く反発力はな
かったが堅調に推移した。8日に月例需給報告を控え、大幅な売り越し状態にある投機
家の買い戻しが先行もよう。
 3月限は484セントで取引を開始した後のアジアの時間帯は頭重い足取りとなった
が、欧州の時間帯を迎えるとドル安傾向を受けて買い方優勢となり488セント台まで
浮上。シカゴの時間帯に入ると転売が見られたが484セントに達すると買い戻されて
この日の高値となる489.25セントに達した。終盤は487セントを下値支持線と
する高もみとなり、この日の高値圏を維持して取引を終了。
 米農務省(USDA)発表の11月30日までのコーン週間純輸出成約高は131万
1800トンで前週の192万780トンを大幅に下回った。累計輸出成約は2574
万7300トンで前年同期の1904万4000トンを約35.2%上回っている。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 引き続き降雨過剰となっており、コーンと大豆の順調な生育のためには降雨が止む必
要がある。11日の週には降雨が止む時期があるが、その時期は短期にとどまるだろ
う。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 散発的な降雨が続いているが、一部では雨量が十分ではない地域もある。それでも土
壌水分は大豆、コーンの生育に十分な量に達している。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 今後数日は散発的な降雨が続く見込み。前週よりも雨量は減少するうえ、一部産地で
は降雨は発生しない見込みだが、生育環境は概ね好適となっている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 11日の週上旬にかけて降雨が続くだろう。少雨にとどまり、一部産地では降雨は発
生しない見込みながら、大豆とコーンの生育に適した生育環境が続くもよう。
 シカゴ小麦は総じて上昇。強気な米農務省(USDA)輸出成約高は伸び悩んだが、
今週、中国向けに100万トンを超える大口成約が見られた後でドル売りの動きが見ら
れたことが輸出増加期待につながったもよう。期近の3月限は前日比8.75セント高
の642.25セントで終了。
 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 寒冷前線が8日に到来し東部を中心に散発的な降雨が発生するだろう。週末から11
日の週上旬にかけて降雨は止むもよう。一方の気温は12月にしては穏やかになるだろ
う。11日の週は半ばに産地南西部で降雨となる見込み。
今日の材料
・ブラジル南部産地では雨がちな天気が続く。
・ブラジル中部産地で降雨。土壌水分の回復が進む。
・アルゼンチン産地は広い範囲で降雨が発生。作付、生育に適した状況が続く。
・米プレーンズ中部および南部では気温が上昇。適時の降雨に恵まれる。
・11月30日までのコーン週間純輸出成約高は131万1800トンで前週の192
 万780トンを大幅に下回る。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。