シカゴコーン市況=概ね反落、南米諸国の生産量据え置きで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2023/12    468.00      472.00      466.25      465.75      - 2.50
   2024/03    487.50      492.00      484.00      485.50      - 2.50
   2024/05    499.00      503.00      496.00      497.50      - 2.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       211,375        187,402        1,252,370 (+ 2,037)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省発表の米国需給報告(12月8日発表:カッコ内は前月見通し)
2022/23年度
作付面積    :  8860万エーカー  (  8860万エーカー)
単  収    :     173.4Bu  (    173.4Bu)
期初在庫    : 13億7700万Bu  ( 13億7700万Bu)
生  産    :137億1500万Bu  (137億1500万Bu)
輸  入    :    3900万Bu  (    3900万Bu)
供給合計    :151億3000万Bu  (151億3000万Bu)
飼料用     : 55億4900万Bu  ( 55億4900万Bu)
食品・種・工業用: 65億5800万Bu  ( 66億5800万Bu)
内エタノール  : 51億7600万Bu  ( 51億7600万Bu)
輸  出    : 16億6100万Bu  ( 16億6100万Bu)
需要合計    :137億6900万Bu  (137億6900万Bu)
期末在庫    : 13億6100万Bu  ( 13億6100万Bu)
在庫/消費率  :     9.9%    (       9.9%)
2023/24年度
作付面積    :  9490万エーカー  (  9490万エーカー)
単  収    :     174.9Bu  (    174.9Bu)
期初在庫    : 13億6100万Bu  ( 13億6100万Bu)
生  産    :152億3400万Bu  (152億3400万Bu)
輸  入    :    2500万Bu  (    2500万Bu)
供給合計    :166億2100万Bu  (166億2100万Bu)
飼料用     : 56億5000万Bu  ( 56億5000万Bu)
食品・種・工業用: 67億4000万Bu  ( 67億4000万Bu)
内エタノール  : 53億2500万Bu  ( 53億2500万Bu)
輸  出    : 21億0000万Bu  ( 20億7500万Bu)
需要合計    :144億4900万Bu  (144億4650万Bu)
期末在庫    : 21億3100万Bu  ( 21億5600万Bu)
在庫/消費率  :      14.7%  (      14.9%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月14日−12月18日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは概ね反落。終値の前営業日比は出来高の薄い期先3本が変わらず〜2.75
セント高だが、それ以外は2.50〜0.25セント安。期近3月限は2.50セント
安の485.50セント。
 生育初期段階の高温乾燥や土壌水分過剰にもかかわらず、米農務省(USDA)の月
例需給報告でブラジル、アルゼンチンの生産量予測が前月と同量に据え置かれたことが
重石となった。なお、3月限は米国の需給見通しがほぼ確定されていることもあって、
12月5日以来、ほぼ同じ値位置での高下となっている。
 3月限は487.50セントで取引を開始した後はUSDA月例需給報告前で模様眺
めムードが高まるなか488セントを前後する小動きとなった。シカゴの時間帯にかけ
浮上し、一時は492セントの高値に達したうえ、488セントを下値支持線とする高
もみ場面を演じたが、USDA月例需給報告でブラジル、アルゼンチンの生産量予測が
据え置かれたことが弱材料視されて急速に軟化。一時は484セントまで値を落とした
が、終盤に買い戻されて下げ幅を縮小して終了。
 米国の22/23年度の需給予測は全項目が前月時点と同量に据え置かれた。
 23/24年度の米国需給予測は需要項目では輸出用予測が2500万Bu引き上げ
られ、これに伴い期末在庫率予測は前月の14.9%から14.7%へ下方修正され
た。
 23/24年度のブラジルのコーン生産量予測は前月と同量の1億2900万トン、
アルゼンチンも前月と同量の5500万トンに据え置かれた。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 生育中のコーン及び大豆にとって土壌水分が過剰な状態が続いており、土壌水分の乾
燥が必要となっている。11日の週は降雨が止む期間があるがごく短期にとどまり、再
び降雨が発生する見込み。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 全体的に降雨が発生しているが雨量は限られたものにとどまっている。ただ、生育中
の大豆にとっては十分な量となっている。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 複数の低気圧の通過に伴い雨がちな天気が続く見込み。これまでに比べると雨量は減
少する見通しだが、一部地域には降雨は達しないだろう。なお、生育中のコーン及び大
豆にとって良好な生育状態が続いている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 雨量は減少するものの、一部地域以外では降雨が続く見通し。生育中の大豆及びコー
ンに適した生育環境を維持。
 シカゴ小麦は反落。米農務省(USDA)月例需給報告で、米国の生産量予測が据え
置かれたことに加え、主要生産国の生産量予測が引き上げられるなか売り優勢となっ
た。これまで上昇した後の反動もあって下げ幅は大きく、期近3月限は前日比10.
50セント安の631.75セントで終了。
 米農務省(USDA)月例需給報告では23/24年度の米生産量予測は18億
1200万Buで据え置かれたが、輸出量予測は前月から2500万Bu引き上げられ
た7億2500万Buとされ、これに伴い期末在庫量予測は前月の6億8400万Bu
から6億5900万Buに引き下げられた。一方、米国外の生産量予測については23
/24年度のオーストラリアが100万トン引き上げられた2550万トン、カナダが
95万トン引き上げられた3195万トンとされた。
 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 寒冷前線が8日に到来し散発的な降雨が発生。11日の週後半にも散発的な降雨が発
生するが、産地南西部の小麦にとって慈雨になる見込み。
今日の材料
・ブラジル南部では雨がちな天気が続き過剰な土壌水分が警戒される。
・ブラジル中部では降雨が続き生育環境は引き続き改善。
・アルゼンチン産地では南部、北部共に生育に適した天気が続く。
・23/24年度の米国需給予測は需要項目では輸出用予測が2500万Bu引き上げ
 られる。
・23/24年度のブラジルのコーン生産量予測は前月と同量の1億2900万トン、
 アルゼンチンも前月と同量の5500万トンに据え置かれる。
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