シカゴ・コーン市況=概ね軟調、弱気な前週の流れや輸出検証高の減少から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2023/12    465.50      466.25      461.00      460.50      - 5.25
   2024/03    486.50      487.50      479.75      481.50      - 4.00
   2024/05    498.25      499.50      492.00      494.00      - 3.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        197,278        211,371        1,249,976 (-  2,394)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(12月7日までの週)
 コーン:71万1733トン(前週改定値:40万8885トン)
 小 麦:28万1697トン(前週改定値:28万8458トン)
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*米農務省発表の週間作物進度報告:今期の発表は終了。
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月17日−12月21日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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 コーンは出来高の薄い期先3本以外が軟調。終値の前営業日比は5.25セント安〜
0.75セント高。期近3月限は4.00セント安の481.50セント。
 米農務省(USDA)の月例需給報告でブラジル、アルゼンチンの生産量予測据え置
きを手掛かりとした軟調な足取りとなった前週末の流れを引き継いだ。弱気な米農務省
(USDA)週間輸出検証高も重石となり、大豆の高騰に対する反応は限られた。
 シカゴコーン3月限は486.5セントで取引を開始。アジアの時間帯は486セン
トを下値支持線とする高もみとなり、この中で487.50セントの高値を付けた。欧
州の時間帯にやや軟化しながらも再び487セントを突破する動きを見せたが、シカゴ
の時間帯には売り優勢となって479.75セントの安値まで急落。安値で買い戻され
ながらも482セントが上値抵抗線として意識され、安値でもみあったまま取引を終
了。

 米農務省(USDA)が発表した12月7日までの週のコーン週間輸出検証高は
71万1733トンで前週改定値の117万6455トンを下回った。今年度の累計は
917万9830トンで前年同期の716万8150トンを約28%上回った。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 今週の雨量は限られるが、週末には前線が到来し新たに降雨が見込まれる。ただ、こ
れまでよりも雨量は減少するだろう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 今週も前半は雨が降り続く見通しだが、14日以降は降雨の範囲は狭まるうえ、雨量
も減少するだろう。一部では土壌水分が十分に回復していないため少雨傾向が警戒され
る。ただ、来週には再び雨量は増加する見通し。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この週末は概ね降雨は発生しなかった。ただ、今週は広い範囲で散発的な降雨が発生
するだろう。引き続きコーンと大豆の生育に適した状態となっている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 週末に続いて今週も広い範囲で降雨が見込まれる。コーンと大豆の生育にとって良好
な状態が続く見通し。
 シカゴ小麦は軒並み2ケタ安となり、大幅続落。前週は米農務省(USDA)が中国
向けの軟質赤小麦の大口成約を発表しこれを受けて大きく値を切り上げたが、8日は利
益確定の売りが活発化した。11日は8日の軟化を引き継いだ。ドル買いの動きを受け
て輸出用需要の増加期待が後退したことも重石となった。
 期近限月の3月限は、前日比22.25セント安の609.5セントで取引を終え
た。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 9〜10日にかけての雨量は限られていたが、13日には低気圧の影響で多くの地域
で降雨が発生するだろう。この低気圧はゆっくりとした速度で移動していく見込みで、
一部地域でまとまった雨量を伴う降雨となることが予想される。一方の気温は低下し、
南西部の一部地域では降雪の可能性もある。

今日の材料
・ブラジル南部では週末に降雨発生。
・ブラジル中部産地では少雨傾向に転じ一部産地の土壌水分乾燥が懸念される。
・アルゼンチン産地では生育に適した天気が続く。
・米プレーンズ中北部の小麦産地では適時の降雨が続く。
・12月7日までの週のコーン週間輸出検証高は71万1733トンで前週改定値の
117万6455トンを下回る。
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