[本日の見通し]ゴム=徐々に売り圧力が強まるか、円高に注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、徐々に売り優勢の展開に傾きそうだ。寄り付きでは、上海
夜間安、場中の円高を受けて、夜間取引の上げ幅を縮小させる展開となった。

 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢な展開となっていきそうだ。活発限月の
5月限は、11日に234.7円まで下落後、戻り歩調となり、今日は一時245.1
円まで上昇した。ただ、6日以降、節目の245円前後では戻りを叩かれる展開となっ
ている。
 また、自律反発場面となっていたドル・円も、146円台半ばでの戻りの重さを確認
しており、短期的には再度、売り圧力が強まるとみる。このため、今日のJPXゴムR
SS3号は、徐々に売りが優勢になりそうだ。
 一方、上海ゴムの中心限月の5月限は、11日の取引で1万3690元まで戻す場面
があった。だが、同水準では戻り売りを浴び、引けは1万3555元となった。今日の
取引で1万3500元を割り込むと、再度、下値を試す展開になる可能性がある。

 午前9時50分時点の円相場は1ドル=145.78円付近で推移している。

 午前9時50分時点のゴムRSS3号活発限月の5月限は同0.1円高の242.6
円。今日の日中、予想される3月限のレンジは238.0〜245.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号5月限の予想レンジは230.0〜260.0円。
テクニカルからの下値支持線は235.0円(節目)、上値抵抗線は245.0円(節
目)。

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