[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国債の利回り上昇などを
受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の1983.77ドルから、ドル安を
受けて堅調となったが、1985ドル台で上げ一服となった。午後に入ると、ドル安再
開を受けて押し目を買われた。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退したことが圧迫要因になったが、利
上げ停止見通しに変わりはなく、ドル安に振れた。今夜は11月の米消費者物価指数
(CPI)を確認したい。事前予想は前年比3.1%上昇と前月の3.2%上昇から伸
びが鈍化するとみられている。

<今夜の予定>
・英雇用統計 2023年11月(国立統計局)
・独景況感指数 2023年12月(ZEW)
・米消費者物価指数 2023年11月(労働省)
・米財政収支 2023年11月(財務省)
・米連邦公開市場委員会(FRB、13日まで)
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