大阪3月限ナイトセッション 日経225先物 32610 +90 (+0.27%) TOPIX先物 2324.5 +9.5 (+0.41%) シカゴ日経平均先物 32605 +85 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 14日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて来年の米利下げ観測が強まるなか、11月の米小売売上高が前月比0.3%増と予想外の増加となり、米景気に対する安心感につながった。NYダウは過熱感から利益確定の売りが出やすく、一時下落に転じる場面も見られたが、景気敏感株などへの買いが強まるなか、連日で過去最高値を更新した。S&P500業種別指数は自動車・同部品、銀行、エネルギーが上昇した一方で、保険、家庭用品・パーソナル用品、ソフトウエア・サービスが下落。 シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比85円高の3万2605円だった。日経225先物(3月限)は日中比50円高の3万2570円で始まり、その後は軟化し、3万2430円まで売られた。ただし、日中安値(3万2420円)は割り込まず、底堅さが意識されるなか、米国市場の取引開始後は3万2440円~3万2640円辺りでの保ち合いが続いた。狭いレンジでの推移を継続するなか、3万2610円でナイトセッションの取引を終えた。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。前日の下落に対する自律反発が意識されるものの、米長期金利の低下から為替市場では円相場が1ドル=141円台後半で推移している。投資家の関心は来週に控えている日銀の金融政策決定会合に向かうなか、日米金利差縮小によるポジションを解消する動きが神経質にさせそうだ。 日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σ(3万2630円)に上値を抑えられる格好となり、節目の3万2500円を挟んだレンジ推移だった。75日移動平均線が位置する3万2290円や、-2σの3万2250円辺りが意識されやすく、オプション権利行使価格の3万2250円から3万2625円でのレンジを想定する。-1σ水準での攻防が続くようだと、短期的なショートが入りやすいだろう。 また、昨日は午後に入り円相場が1ドル=140円台後半に円高が進んだことをきっかけに、アルゴリズム発動とみられるショートにより下へのバイアスが強まる場面もあった。そのため、引き続き為替にらみの相場展開を余儀なくされそうだ。ただし、週末要因から持ち高をニュートラルに戻すことも考えられるため、円相場が落ち着きをみせてくるようなら、ロングに向かわせる可能性がある。 VIX指数は12.48(前日は12.19)に上昇した。ボトム圏での底堅さが見られており、NYダウが連日で過去最高値を更新するなか、高値警戒感なども意識されやすく、ロングをクローズする動きも入っているようである。ただし、下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形状を継続するなか、一気に利益確定の動きが強まる状況ではないだろう。 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.04倍に上昇した。一時14.09倍まで上昇し、14.07倍辺りで推移している200日線を上回る場面もみられた。前日の上昇に対するNTロングのリバランスは入りやすいだろうが、日米金利差縮小による持ち高調整の動きが警戒されるなか、押し目ではNTロングでのスプレッドを取りに行く動きに向かわせそうである。 株探ニュース
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