石油市況=原油は急反発、海外原油の続伸や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/06   81,000     ±0  2024/06   81,500     ±0  2024/05   66,640 +1,910
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近  1月限 71.69 ドル +0.11
ブレント原油   夜間取引 期近 2月限 76.49 ドル -0.12
ドル・円相場 15:15 現在   141.89 円  前営業日比  0.43 円の円安
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【市況】
 東京石油市場は原油が急反発。このところの急激な円高が一服して、この日は1ドル
=142円近辺まで円安に振れているうえ、前日の海外原油先物が大幅続伸しているこ
とに支援された。この日のアジアの時間帯の夜間取引はもみ合いで推移している。この
日のドバイ原油の現物は急伸して始まりもみ合いで推移している。
 原油はおおむね4ケタ高となり、主要限月は総じて2000円内外の上げ幅となっ
た。ガソリン、灯油はともに約定せず値動きなし。灯油の当限のみ名目値で上伸。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ずだが、当限のみ名目値で1000円
高。軽油は出来ずだが、名目値で300円高、原油が640〜2250円高。中京ガソ
リンは出来ず、灯油は出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が3824枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油5月限は6万6000円台後半まで上昇】
 原油が急反発。国内夜間取引の序盤にこの日の安値を付けたあと大きく戻す展開とな
り、後半にここの日の高値を付けた。その後は日中取引にかけて高値圏のもみ合いが続
いた。前日の安値から戻す展開となったが、
 原油の6番限である5月限は国内夜間取引の序盤に付けた安値6万4980円から後
半に付けた高値6万6930円まで上伸後、日中取引にかけて6万6000円台後半の
もみ合いが続いた。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。1月限は、午後3時15分現在、前
日比0.11ドル高の71.69ドル辺りで推移。

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