シカゴコーン市況=上伸、小麦の急伸も南米産地の天気が上値抑制

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/03     479.25      484.00      477.75      483.00      + 3.75
  2024/05     492.00      496.00      490.50      495.25      + 3.25
  2024/07     501.50      505.50      500.25      504.75      + 3.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       178,179         179,864        1,248,320 ( +  123)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月21日−12月25日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 コーンは上伸。終値の前営業日比は1.50〜3.75セント高。期近3月限は
3.75セント高の483.00セント。
 大豆と同様にブラジルやアルゼンチン産地の生育に適した状況に上値は抑えられたも
のの、ウクライナの穀物の輸出が落ち込んいることが示されたことで小麦が期近から急
伸したことに支援された。なおアルゼンチンが急速な通貨安で一時停止していた穀物輸
出登録を再開することは輸出競合の面から上値抑制要因となった。
 3月限は479.25セントで取引を開始した後、アジアの時間帯の時間外取引では
は470セント台後半でこう着した展開。欧州の時間帯の前半に一時480セント台に
乗せたものの、すぐに頭重い展開となり、米国の時間帯前半にこの日の安値となる
477.75セントを付けた。しかし後半は480セント台乗せから上昇する展開とな
り、後半にこの日の高値となる484.00セントを付けた。引けもそれに近い
483.00セントだった。

 ブエノスアイレス穀物取引所によると、アルゼンチンのコーン作付進捗率は49%
(前週40%)となった。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル産地>
 ブラジル中部産地の降雨は現在、非常に局地的なものに限られているが、これは来週
前半まで続きそうだ。また気温が高くなるため、着ザヤ期にある大豆にはストレスとな
ろう。しかし来週中盤にはよりまとまった降雨となり、この傾向は来年1月まで続きそ
うなため、来週前半にかけての作物のダメージは限られたものとなろう。
 一方、南部産地では過去数カ月まとまった降雨が続いてきたが、現在小休止となって
おり、今週末の降雨は限られたものとなろう。

<アルゼンチン産地>
 来週前半にかけて、アルゼンチン全体に複数の低気圧が通過するため、後半に中程度
〜まとまった降雨が見込まれる。その後は小傾向となるが、大豆やコーンの生育や残り
の作付け作業には良好な環境になろう。

 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 米プレーンズでは、カンサス州東部〜テキサス州中部にかけて15日朝まで降雨が残
る。一方、ハイプレーンズ中部や南部の降雪は止むだろう。干ばつだったプレーンズ中
部や南部では、土壌水分状況が改善して、冬小麦には恵みとなっている。プレーンズ北
部を含む他地域も冬小麦の生育には良好な環境となっている。
 シカゴ小麦は期近から大幅続伸。米プレーンズはおむね冬小麦の生育には良好な環境
となっているが、この日発表されたウクライナの7月1日〜12月15日までの穀物輸
出量が前年同期比23%減、小麦は13%減となったことに期近から支援された。
 期近3月限は前営業日比13.50セント高の629.25セント。
今日の材料
・ブラジル中部産地では来週前半まで少雨高温で大豆にストレス。それ以降の降雨がダ
 メージは限られる見込み。
・ブラジル南部産地の今週末の降雨は限られる見込み。
・アルゼンチン産地は来週前半にかけて降雨見込み。大豆やコーンの生育や残りの作付
 けには良好な環境。
・米プレーンズではおおむね冬小麦の生育に良好な環境。
・アルゼンチンのコーン作付進捗率は49%(前週40%)=ブエノスアイレス穀物取
 引所
・ウクライナの7月1日〜12月15日までの穀物輸出量、前年同期比23%減、小麦
 は13%減=同国農業省
・アルゼンチン、一時停止していた穀物輸出登録を再開へ。

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