プラチナ午前=プラチナは上昇、現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが上昇。プラチナはドル建て現物相場の上
昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高に上値を抑えられたが、押し目は買わ
れた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが18〜40円高、プラチナミニが
4.5〜25.5円高、プラチナスポットが37円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1505枚、プラチナミニが168枚、
プラチナスポットが654枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは取引再開待ち】
 プラチナはクリスマス休暇で取引再開待ちである。ドイツで不動産業界の低迷が伝え
られた。第3四半期の居住不動産価格は前年比10.2%下落。下落は4四半期連続
で、統計を取り始めた2000年以降で最大の落ち込みとなった。欧州中央銀行(EC
B)が当面、高金利を維持する見通しであり、景気後退に陥るようなら、プラチナの上
値を抑える要因になるとみられる。
 プラチナ先限は4387円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇が支援要因にな
った。円相場は1ドル=142円台前半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の971.50ドルから、ドル安と
なったが、戻りは売られた。
 午前11時現在、プラチナは971.50ドル、パラジウムが1215.50ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが974.50ドル、パラジウムが
1205.50ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。