ロシア、ウクライナに再び大規模攻撃

　ロシアはウクライナに対し、再びミサイルやドローンによる大規模攻撃を行った。ウクライナの士気を低下させ、防空システムを弱体化させるのが狙い。ロシア軍は２日午前にミサイル９９発を発射し、過去最大規模だった１２月２９日に次ぐミサイル攻撃を実施した。激しい砲撃により、ウクライナの防空ミサイルの在庫が減少している。

　ウクライナ空軍によると、ロシアが発射したミサイル９９発のうち７２発を撃墜し、そのほとんどが首都キーウ上空だった。またイランが設計したドローン３５機も撃墜した。少なくとも４人が死亡、９０人以上が負傷した。

　ウクライナのゼレンスキー大統領はこれまで以上に声高に軍事支援を求めており、２日には同国が西側諸国の防空システムに依存していることを認めた。

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